永年愛用されてきた和タンスのリメイク修理再生のご依頼をいただきました。塗膜の劣化もあり、まずは汚れ、金具の錆びを落とすため洗濯しました。日陰で数ヶ月乾燥させた後、制作に取り掛かれました。戸板の割れや台輪の腐敗など修復不可能な個所は同じ素材の古材で新しく制作しました。上下分けて使いたいとの事で上部はテレビボードとして、下部はリビングボードにしました。引き戸の枠はそのまま使い、戸板、縦格子を新たに。箪笥の天板は薄い杉材だったのでタモ材を上に取り付けモノやテレビをおいても大丈夫なようにしました。塗装はツートンにし、現在の居住空間にマッチする色に仕上げてあります。
お客様からこれまでに、[No,1184黒柿の座卓] [No,1185ハゼ材のトレー] [No,1186ハゼ材の小引き出し] を御注文頂きました。