一人でも簡単に持ち上げて移動が可能な軽い座卓が欲しいとご注文頂きました。内部が空洞になった合板製の座卓は確かに軽いのですが、やはり永年安心して使える本物に勝るものはありません。軽い木材といえば桐材ですが、柔らかく傷付き易いという欠点があります。そこでその欠点を軽減するために天板はうずくり加工を施しました。うずくり加工とは杢目の柔らかい部分を予め削り取って硬い部分を浮き上がらせる加工方法です。天板は微細な凸凹状態になりますので傷付いても目立ち難いという利点もあります。全く同サイズの二台の正方形の座卓なのでつなげても単独で使われても使い勝手は良いかと思います。
制作事例
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