市販のソファーテーブルは、どれも高さが足りずに、例えば珈琲カップを置くにも一々腰を曲げねばならず、それが不満でした。今回は、オーダーの利点を生かし、48cmという高さにこだわって作っていただきました。結果とても使いやすく、棚もつけていただいて雑誌やリモコンの収納に便利です。
仕上げはオイル塗装にしてもらいましたが、手触りが良く、桜の木目が美しく浮き上がっています。古島さんの家具で特に気に入っているのが天板の角の処理です。鋭角でもなく工業製品のような丸さでもなく、木に寄り添いながら角を削り丸めてゆく、古島さんの木に対する愛情が伝わります。