ライラックの花が咲き終わる4月の中旬まで、和室に置いてみました。古島さんの心のこもった作品が中央に置かれただけで温かい部屋となり、しかも部屋全体が引き締まったように感じました。妻と二人で、しばらくその雰囲気にひたっていました。おもしろかったのは、座布団を置いたとき、我が愛犬ロビンがそこにちょこっと座ったことです。机の高さがぴったり合うからか、「ここは僕の場所だよ。」と主張しているように感じました。事実、ここで食事をするときは、机の前にちょこんとお座りします。
秋まではリビングに置くつもりです。これまではガラスのテーブルを置いていて、木の机がリビングの雰囲気にマッチするか心配だったのですが、それも杞憂に終わりました。「いいものは、どこに置いてもその存在感を示し、周りと調和する。」と思いました。「和のテイストの中にモダンな精神が息づいているから調和するのかもしれない。」とも思いました。使えば使うほど愛着がわいてくる。こういう経験は初めてです。ありがとうございました。