ひのかわで家具(かぞく)をつくって、3PERCENTでやさしい未来をつくってる話

「グッドデザイン賞2024」と「ウッドデザイン賞2024」を受賞しました

【ご報告1・2】
この度「梨だるま」が「ウッドデザイン賞2024」を受賞しました。

「ウッドデザイン賞」とは、木を使うことによって、社会課題の解決を目指す活動を「ウッドデザイン」と定義し、木の良さや価値をデザインの力で再構築することを目的として、優れた建築・空間や製品、活動や仕組み、研究等を評価・表彰する顕彰制度のことで、今回「梨だるま」はプロダクツ分野のソーシャルデザイン部門での受賞となり、このようなカタチで認めて頂いたことを嬉しく思い、また私たちを応援してくださっている皆様、そして梨だるまを可愛がって頂いている皆様に感謝申し上げます。

ちなみに熊本県で受賞したのは新しくなった阿蘇くまもと空港、八代市庁舎、震災ミュージアムと「梨だるま」のみでした。

なんか1つだけサイズ感が違いますが・・・。

そして「ウッドデザイン賞2024」が公式発表された数日後に、

なんと「2024 年度グッドデザイン賞」を受賞の連絡が!

3PERCENTのアップサイクルプロダクト「梨だるま」が、2024 年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞いたしました。
「梨だるま」は、同じ町内で木の仕事に携わる仲間が、同じく町内で廃棄処分される梨の木をだるまへアップサイクルしたもので、その取り組みや活動全体が高く評価されました。
今回の受賞を契機により取り組みの周知拡大を図るとともに、私たちの活動コンセプトであり目標でもある「やさしい未来をつくる」ことへの推進力にしてまいります。

 

□製品名称:
「梨だるま 節目FUSHIME・プレミアムPREMIUM・漆URUSHI・傾奇KABUKI」

□製品概要:
地元特産の梨。寿命がきて焼却処分される梨の木をアップサイクルした「梨だるま」。「なし(梨)」という言葉から「心配なし・病気なし・災いなし」という平穏を願う縁起物のだるまである。手のひらサイズで木の節目や風合いが美しい、現代のライフスタイルにも合うやさしい意匠は贈答用にも喜ばれている。

□グッドデザイン賞審査委員による評価コメント
「アップサイクル、特産品、縁起もの、という三つの要素とストーリーがうまく重ねられており、地域の良きブランディングに寄与するプロダクトとして継続し成長していく可能性を感じた。町内の木に関わる仕事に就く(庭師、材木屋、家具屋)という身近な仕事仲間によって発案された梨だるま。住民が主体となり地域の資源を使ってサスティナブルなまちの未来を創造する取り組みを評価したい。」

□グッドデザイン賞ウェブサイトでの紹介ページ
https://www.g-mark.org/gallery/winners/24942

グッドデザイン賞とは
1957 年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
https://www.g-mark.org/

これも、皆様の応援やご支援があってこそ。

本当に感謝申し上げます。

少しずつ芽吹き、根を張っていく3PERCENTでした。