ひのかわで家具(かぞく)をつくって、3PERCENTでやさしい未来をつくってる話

3PERCENT(スリーパーセント) 初のポップアップイベント無事終了しました。

3月2日に宮原まちづくり酒屋にて開催した1日限定のPOPUPイベント。

当日の朝は雪がチラつくという近年稀に見るお天気。

そんな中、今回のPOPUP用に作った出番を控えた梨だるまを宮原三神宮へ運び、清祓い、御霊入れの儀をやって頂きました。祝詞を読み上げられるとき毎回「あなたたち(処分されるはずだった梨の木)は、この3人の手によって梨だるまとして生まれ変わりました。これからはそれぞれの家族の元へ行って皆さんをお守り下さい。」みたいな感じに言って下さいます。その度に梨だるまを世に出せて良かったなと思います。

お祓いが終わってからはそんな余韻に浸っている時間も無く、まちづくり酒屋に開場1時間前に到着し準備をしていると、「外にお客さまが並びはじめとらすけど!」とメンバーの山本。冗談で「行列できる様なイベントにしないとね。」と言っていたもののいざ本当に行列ができていると聞くと、楽しみより緊張の方が勝っていきました。

焦る気持ちを抑えてギリギリまでかかったディスプレイ。

予定通り10時にオープンすると瞬く間に限定の梨だるまがそれぞれのご家族の元へ嫁いでいきました。

SNSでしか告知していなかったにも関わらず想定以上の来場者でうれしいやら恥ずかしいやらいろんな感情が込み上げました。

オープンと同時に選ばれた梨だるまを片手にレジに並ぶ複数のお客様。慣れない会計や個装で大変お待たせしました。当初の私たちのイメージでは来場者の皆様がゆっくりと見ながら、梨だるまへの思いをお伝えしたかったし、本当はこの数年でストックした木材サンプルをご覧頂きいろんな構想をお話ししたり、熊本大学さんからの案件や今後のプロジェクトなど3PERCENTの可能性も知って頂きたかったのですが、もうそれどころじゃなく、ごった返しておりました。

1本の処分寸前の木から始まるストーリーをもっと伝えるべきだったなどなどと反省することばかりなので、また次の機会に生かします。

1人でも多くのかたに3PERCENTの事やアップサイクルの可能性を広めていければと。

 

RYUICHI