ウォールナット無垢材　ダイニングテーブル・チェアー

10年以上前に座卓をご購入頂きましたお客様から今回はダイニングテーブルセットのご注文を頂きました。通常はお二人でご使用の予定ですので椅子は2脚製作しました。天板はウォールナット材の4枚接ぎで耳付風に仕上げました。板の接ぎ目がどこなのか判らない位に隣同士の杢目や色合いを合わせて作りますが、これは見た目の美しさだけではなく、板が物理的なストレスを受けない様にするためでもあります。柾目材と板目材など物性が違った板同士を貼りあわせると後年目違いや割れなどが発生する可能性があります。よくある事例では集成材の部分的な段違いによる塗膜剥がれがあります。柾目板には柾目板、板目板には板目板が基本原則です。