木工房ひのかわ

オーダー家具・手づくり家具なら熊本の「木工房ひのかわ」へ

よくある質問

ご満足していただける家具をお届けするために、皆さまの疑問や質問にお答えします。

技術的な事について

どんな材木を使っていますか。
主にナラ、タモ、ニレ、ウォールナット、などの広葉樹を使っています。この他、サクラ、ケヤキ、カエデ、クス、シオジ、シイ、クリ、オーク、センダン、ブナなど倉庫には国内外から集めた百種類以上の木がストックしてありますので、それぞれの製品に適した材を使い分けています。
シックハウスが心配ですが、家具の塗装はオイル仕上げとウレタン仕上げではどちらが良いのでしょうか。
塗膜物性やメンテナンスなどでそれぞれ長所と短所がありますので一概には言えません。木工房ひのかわではオイルフィニッシュの場合、ドイツ製(オスモ)の植物性オイルを使っています。健康や環境を考慮した植物の油が主成分の塗料ですから安心です。ただし、木の表面には塗膜を作りませんから汚れや湿気には弱い面もあり定期的なメンテナンスが必要です。一方、熱や汚れに強い石油系のウレタン塗料があります。木工房ひのかわではトルエンやキシレン、ホルマリンを含まないエコタイプのウレタン塗料を使っています。樹種の違いや家具の種類によってもオイルフィニッシュ向きかウレタン仕上げ向きかを考慮する必要があります。オーダーの打ち合わせの際には、お客様のライフスタイルなども考慮して適切にアドバイスいたしております。
懐古仕上げとはどういったものでしょうか。
昔の民家には大抵囲炉裏があり、永年使われて柱や天井板はもちろん茶棚やちゃぶ台などもその煤で独特の色と艶になっていました。懐古仕上げとは懐かしいその風合を再現したものです。西洋のアンチーク仕上げと似てはいますが、一味違っています。
箪笥などの躯体は框作りと板作りどちらが良いのでしょうか。
木工房ひのかわでは一枚板を送りアリ組で組上げた「板作り」が最強だと確信しています。単なる大入れ加工やホゾ入れした板作りではなく、あくまで送りアリ組みした板作りです。これは材料も多く使いますし、アリ加工に手間がかかります。しかし、凹凸が無くすっきりとした外観と何よりガッチリとした剛性は魅力です。実際、一度組上げた接合部分を離そうとハンマーで叩いても、板が割れる事はあっても外れる事はありません。そのような強固な接合方法ですが、この仕口は板接ぎの高度な技術と板の厚みを精度良く仕上げる機械設備が必須です。一方、框作りは肝心要のホゾが経年変化により弛む可能性が大です。皮肉な事に框のホゾが大きくなればなる程その可能性も増します。永年、古い箪笥などの修理に携わっていますが、框組のホゾの弛みが全体の剛性を損なって引出や扉の勝手を悪くしている例が多く見られます。優劣は完全に証明されていると実感しています。
「送りアリ組み」とは何ですか...。
板と板をT型に接合する場合、色々な技法が有りますが、送りアリ組みは最も堅固な仕口のひとつです。接合部分が台形になっていて手前より先が広がっていますので一度組上げたら抜く事は殆ど不可能です。力学的に見た場合、凸と凹を組み合わせる大入や通しホゾ組より圧倒的に勝っています。しかし、加工に手間がかかり過ぎるのが欠点でした。木工房ひのかわでは特殊なジグを考案してその点をクリヤー。小さな小物入れから大きなタンス等殆どすべて送りアリ組みで頑丈に組上げています。
「カラクリ箱」とはどんなものでしょうか。
お客様から「キーが無くて施錠できる金庫代わりの小物入れを...。」とご注文頂いて作ったのが最初で、内部に仕掛けがしてあり引き出しをそのまま引いても開きません。仕掛けは全部で15種類有り、全て木工房ひのかわのオリジナルです。仕掛けは一部公開していますが、その他の開け方はご購入頂いたお客様だけにお教えしています。カラクリを施した小さな「ないしょ箱」を定番で作っています。